9割の子どもがスマホを勉強時に使用 家庭内でのルール設定を
NTTドコモは9日、スマートフォン(以下、スマホ)を持つ子どもを対象にしたアンケート結果を発表。それによると、約9割の子どもが勉強にスマホを活用していることが分かった。
これは、NTTドコモが開催した「親のための子どもスマホ“必修”講座」で紹介されたもの。全国のスマホを持つ12~18歳の子ども1204人を対象に実施したアンケートの調査結果だ。勉強時のスマホ活用法についての問い(複数回答可)では、「特に勉強に活用していない」という回答は約1割となり、約9割の子どもが活用していることが分かった。勉強時のスマホ活用方法では、「わからないことをネットで調べる」が80.2%で最多。次いで「わからないことを友達や知人に聞く」が45.3%、「辞書アプリを活用する」が36.7%だった。
また、ツイッターやインスタグラムなどSNSの活用目的についての問い(複数回答可)では、1位が「ひまつぶし」で58.3%、2位が「趣味など情報収集」で56.3%、3位が「友達との連絡手段」で54.7%だった。また、「スマホ(携帯含む)を持っていない友達とのコミュニケーションに不便を感じますか?」という質問に対しては、65.3%もの人が「不便だと感じる」と回答した。
今回の調査に対して同社は、子どもたちがスマホやSNSなどを使用する際には、あらかじめ家庭内で話し合い、ルールやマナーを教えることが大切としており、この時代ならではの便利なツールを良い方向へと活かしてほしいとしている。
(写真はイメージ)