「将来への蓄えより旅行に使う」 大学生の貯金目的が変化
全国大学生活協同組合連合会(以下、大学生協連)は第53回学生生活実態調査を実施し、26日に結果を報告した。全国の大学生のうち、貯金の目的として最も多かったのは「旅行などのレジャー」で33.5%だった。2009~15年にかけて最も多かったのは「将来への蓄え」だったが、今回の調査ではレジャー目的が上回った。
男女の内訳は、「旅行などのレジャー」が男性26.9%、女性41.4%、「将来への蓄え」が男性26.7%、女性38.5%だった。また、「貯金をしていない」と回答したのは全体で20.9%と、同設問調査を開始した2009年以来、最も低い数値となった。
2015年から貯金の目的が「運転免許取得」、「大学納付金」、「特に目的はない」という回答以外で増加している結果を受け、大学生協連は「貯金に対して前向きな傾向がみられる」としている。
提供:大学生協連
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