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小学1~3年生の7割が新学期に「楽しみな気持ち」 一方で勉強への不安も

小学1~3年生の7割が新学期に「楽しみな気持ち」 一方で勉強への不安も

クラシエフーズが小学校1年生から3年生の子どもとその母親400組を対象に「新学期に向けた学校生活に関する意識調査」を実施、その結果を発表した。それによると、子どもの4人に1人が新学期を「不安に思う」と回答していることが明らかになった。

学年が上がる新学期、「楽しみな気持ち」と「嫌だなと思う気持ち」のどちらの方が大きいかについての質問では、「楽しみな気持ちのほうが大きい」と答えた子どもが29.3%、「どちらかといえば楽しみな気持ちのほうが大きい」が44.5%で、前向きな回答が全体の73.8%にのぼった。一方、「嫌だなと思う気持ちのほうが大きい」が6.0%、「どちらかといえば嫌だなと思う気持ちのほうが大きい」が20.3%となり、合計すると26.3%に。子どもの4人に1人が新学期を「不安に思う」と回答していた。

新学期の「楽しみなこと」と「不安なこと」についてでは、「楽しみなこと」が、「1つ学年が上がること(大きな学年になること)」と回答した子どもが52.3%で第1位。次いで「新しいことを勉強できる」が30.5%、「新学期になってクラスが替わること」が22.8%と続いた。「学年が上がることやお兄さん・お姉さんになることがうれしい」という気持ちがうかがえた。また、「不安なこと」については、「授業が難しくなりそう」が45.8%で第1位、次に「宿題が増えそう」が30.0%、「新学期のクラス替えでクラスの友達が替わること」が25.0%と続き、子どもたちの多くが、授業や宿題など勉強に対する不安を持っていることが分かった。

なお、学校で最も楽しみな時間についての質問(複数回答)では、「休み時間」が29.0%で第1位に。ついで、「昼休み」が25.5%、「給食の時間」が22.3%、「特別授業、課外授業、体験授業などの通常の授業以外の時間」が14.8%。その次はかなり差があって、「授業の時間」が3.3%と続いた。

(写真はイメージ)