外国人客、東京観光は銀座派? 浅草派? 国別差異が鮮明に
東京都が7日に発表した国別外国人旅行者行動特性調査の結果によると、東京都内で一番満足した場所でしたことは、「銀座でのショッピング」「浅草での歴史的・伝統的な景観、寺・神社、日本庭園の訪問」「新宿・大久保でのショッピング」が上位となった。
国別にみると、一番満足した場所が「銀座」と答えたのは、中国、マレーシア、インドネシア、ロシアの4カ国で、アジアを中心として銀座の人気が非常に高かった。一方、欧米諸国では、「浅草」と答えたのがカナダ、英国、ドイツの3カ国、「渋谷」と答えたのが米国、フランス、イタリア、スペインの4カ国と、浅草と渋谷に人気が分かれた。お隣の国・韓国は、お台場・東京湾が最も満足した場所と回答した。
また、東京観光中にとった行動として多かった項目は、「日本食を楽しむ(89.0%)」「ショッピング(78.6%)」「街歩き(75.1%)」となっており、外国人にとって「ショッピング」以上に「日本食」に対するニーズは非常に高いようだ。
(写真はイメージ)