77%の娘が「母親を尊敬」 母の日に関する意識調査
20~34歳の女性向けメディアサービスを展開するミュゼマーケティングが「母」に対する意識調査を実施。その結果を2日に発表した。20代30代の女性では約5割が毎年、母の日に感謝を伝えていることが分かった。一方で、実際身近に母親と暮らしている実家住まいの20代前半女性に「母の日」を忘れがちな傾向があることが分かった。今回、調査の対象となったのはF1層とも呼ばれる全国20~34歳の女性、1015名。
「母の日に感謝の気持ちを伝えているか?」という質問では、最も多い回答が「毎年伝えている」で48%だった。これに「毎年ではないが伝えている」39%を含めると、全体の87%が母の日に感謝の気持ちを伝えていることが分かった。
一方、「いつも忘れてしまう」が13%で、そのうち60%は実家住まい、48%が20代前半であることが判明した。実家を出て暮らす人よりも、毎日母親と一緒にいる実家住まいの人のほうが「母の日」を忘れてしまうという結果になった。また、今年の母の日についての質問では、「感謝を伝える予定」と回答した人が71%だった。
「家族の中で一番尊敬している人は誰か?」という質問では母親が77%で圧倒的1位だった。次いで父親が17%、姉または兄が4%、妹または弟が2%となり、多くの女性が母親を尊敬の対象と考えていることが分かった。
また、「どんなときに母親の偉大さを感じるか?」という質問では「普段から感じる」が39%、「料理や洗濯などの家事のとき」が28%、「家庭を守っている姿を見たとき」が13%、「自分自身が結婚・子育てを始めてから」が12%、「悩みを相談したとき」が8%だった。
*ミュゼマーケティング調べ