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ファミマ、ココストアを買収 店舗数で2位ローソンに近づく

コンビニエンスストア大手のファミリーマートは8日、名古屋を拠点とするココストア(名古屋市中区)の全株式を130億円で取得し、買収および完全子会社化すると発表した。

ココストアは全国に約650店舗のを構えているが、これによりファミリーマートへのブランド変更を進める。ファミリーマートは全国に約1万1000店舗を構えており、今回の買収により6%店舗数が増え、1万1650店舗となる。店舗数では2位ローソンの約1万
2000店舗に近づく。

ファミリーマートは2009年にエーエム・ピーエム・ジャパンを完全子会社化、今年の3月からはサークルKサンクスを運営するユニーグループ・ホールディングスとの経営統合を進めているとされている。サークルKサンクスは全国に約6300店舗を持っているため、ココストアに続きユニーとの経営統合が決まりファミリーマートにブランド統一をする場合は、1万7800店舗を持つ1位セブンイレブンを超えることになる。

ファミリーマートは、ココストア買収により店舗数増だけでなく、商品や原材料の仕入れ強化、物流やシステム基盤の共有化により経営効率を上げることができると伝えている。