WHO「1日の糖類摂取量」ティースプーン6杯分を推奨
3月5日、世界保健機関(WHO)は糖類摂取量に対する新しいガイドラインを発表した。
肥満や虫歯といった感染性疫病以外の疾病を解消するために、1日あたりの糖類摂取量をエネルギー摂取量の10%未満に制限することを勧めている。また5%未満であればより有益であると推奨。5%とは大人の場合、1日約25グラム。ティースプーンにすると6杯程度だ。
WHOは食品に添加された「見えない糖類」について警鐘を鳴らしている。例えば、大さじ1杯のケチャップには小さじ1杯程、1缶のソーダには小さじ10杯程もの糖類が含まれている。
糖尿病や肥満による死者を減らすための取り組みを続けているWHO。このガイドラインによって肥満への関心を高め、深刻化する子供の肥満に歯止めを掛けたい。