天皇陛下在位30年記念貨幣のデザイン発表 財務省
財務省は7日、天皇陛下在位30年を記念して発行する貨幣の詳細を発表した。発行するのは1万円金貨と500円銅貨の2種類で、1万円金貨を5万枚、500円銅貨を500万枚、それぞれ発行する。
1万円の金貨の表面には、天皇陛下を象徴する鳳凰を中心に、天皇、皇后両陛下をあらわす桐と白樺があしらわれている。また、500円銅貨の表面には、両陛下の成婚パレードで使われた儀装馬車が描かれている。裏面は金貨と銅貨共に裏には皇室の紋章である菊花紋章がデザインされている。
価格は1万円金貨が13万8000円(税込)で、2種類のセットは14万円(税込)。いずれも造幣局のウェブサイトで通信販売する。金貨の申し込み受付期間は11月から約3週間、発送は来年2月頃からの予定とのこと。なお、申し込み方法等の詳細については、造幣局ウェブサイトにおいて10月31日17時に公表される。
画像提供:財務省