小田急と神奈川県、江の島周辺の公道で自動運転バス実証実験
小田急電鉄と小田急グループの江ノ島電鉄および神奈川県は14日、SBドライブの協力のもと、江の島周辺の公道で自動運転バスの実証実験を実施すると発表した。期間は9月6~16日で、セーリングワールドカップシリーズ江の島大会の開催に合わせて行う。実験に参加する一般モニターも公募している。
運行ルートは江ノ島海岸バス停から江の島島内の小田急ヨットクラブまでの約1km。一般車両や自転車、歩行者が行き交う環境において、自動運転バスの走行検証および自動運転バスの実用化に向けたサービス面の検証を行う。
ベースとなる実験車両は日野ポンチョで、レベル3相当で走行する。自動運転レベル2までは運転者がハンドルを握り続ける必要があるが、レベル3自動走行中は一定の条件の下でシステムが運転の全責任を負い、システムが要請したときのみドライバーが対応するというもの。
さらにヴァル研究所と提携して、ヤフーが提供するスマートフォンアプリ「Yahoo! 乗換案内」において、期間限定で自動運転バスのルート検索・乗車予約へのリンクなどのサービスを提供する。
参考記事
慶應大・小田急が自動運転バスの実証実験開始 次世代型のまちづくりを(2018/05/21)