都内や西日本各名所で桜満開　花見客でにぎわう

京都は連日の寒さが和らぎ、5日頃から春の陽気になった。歩くと汗ばむくらいの気温になったこの週末は、桜の満開を心待ちにしていた花見客で各名所がにぎわっている。
 

鴨川沿いのソメイヨシノは満開になり、桜の下でシートを広げて花見をする人たちが多く見られた。早朝から花見の場所取りをする人たちの姿もあり、5日は平日にも関わらずお昼時には多くの人が花見を楽しみながら、河原で昼ごはんを食べていた。
 

哲学の道や銀閣寺周辺は外国人観光客の姿も多く、様々な言語が飛び交っている。一方、和装の人たちも多く、桜を見ながらの散歩を楽しむ多種多様な花見客の姿が見られた。
 

上賀茂神社は枝垂れ桜が名物。こちらには大型観光バスで訪れた団体客の姿も見られた。
 

一方、都内の桜はピークを過ぎ、そろそろ終盤に。6日は新年度最初の週末で天気にも恵まれ、都内の桜の名所では多くの人が今シーズン最後の桜を楽しんだ。東京都台東区の隅田公園では、7日まで桜まつりが開催されている。公園内にはソメイヨシノ、オオシマザクラ、サトザクラなど約510本の桜が植えられ、ピンクの花が隅田川両岸を彩る。6日は陽気も良く、水上バスから対岸の桜を眺めたり、川沿いの遊歩道を歩いたりと、多くの花見客が思い思いの時を過ごしていた。日没後はライトアップされるため夜桜見物もできる。

花見客でにぎわう隅田公園内

都内の桜はピークを過ぎたものの、まだまだ楽しめる

船の上から隅田川両岸の桜を見物

隅田公園では桜と東京スカイツリーのコラボレーションを楽しめる