総務省、オンライン国勢調査の実施状況発表 ネット回答率36.9%
総務省は、紙の調査票を使った2015年国勢調査に先行して、9月10日から20日までオンライン調査で国勢調査を実施し、25日にその状況を発表した。
インターネット回答数は1917万5769件で、前回の国勢調査の世帯数を基に試算すると、インターネット回答率は36.9%となる。このうち、スマートフォンを使った回答の割合は12.8%となり、ネット回答の3世帯に1世帯はスマホを使っていることが分かった。
都道府県別で見ると、ネット回答数が多かったのは、東京都(約166万件)、神奈川県(約157万件)、大阪府(約136万件)、愛知県(約132万件)。前回の国勢調査の世帯数を基に試算した想定ネット回答率が高かったのは、滋賀県(48.4%)、富山県(45.7%)、岐阜県(45.4%)、愛知県(45.1%)、奈良県(45.0%)だった。17の県でネット回答率が4割を超えていた。
ネット回答のなかった世帯には26日から30日までに調査票が配布され、10月1日から提出が始まる。
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