「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産に 日本国内で23件目
ユネスコの世界遺産委員会は6日、第43回世界遺産委員会において、日本最大の前方後円墳「
百舌鳥・古市古墳群は、古墳時代の最盛期である4世紀後半から5世紀後半にかけて築造された、古代日本列島の王たちの墓群。古代日本の政治文化の中心地のひとつであり、大陸に向かう航路の出発点であった大阪平野に位置している。
百舌鳥・古市エリアに密集して築造された合計49基の古墳は、同時代に営まれたものでありながら前方後円墳、帆立貝形古墳、円墳、方墳という4つの形と、20m~約500mまでの多様な規模の古墳を複数含んでいる。