就活版サラ川の優秀作品発表 「AI面接」「ガクチカ」など世相を反映
第一生命保険は2020年春に入社予定の学生に対して、3回目となる「これからサラリーマン川柳コンクール」(以下、これからサラ川」)を実施し、18日に応募作品127句の中から選ばれた優秀作品を発表した。
「これからサラ川」は、来年4月に社会人となる当社グループの内々定者が就活の思い出や苦労、社会人に向けての意気込み等を「5・7・5」で詠んだもの。今回の優秀作では、「AI面接」など、現代の就職活動ならではの話題を盛り込んだ作品や、老後の資産形成に注目が集まる中、入社前にもかかわらず「老後の生活」を詠んだ句など世相を反映した句が目立った。
第3回「これからサラリーマン川柳」優秀作品句は以下のとおり。
【就活全般篇】
似ているな どちらも難し 恋、就活(さ)
写真撮り もちろんオプション 全増しで(夏野菜)
ガクチカを 盛りに盛りすぎ これは誰?(わんこ)
席がない スタバに集まる 就活生(カワウソ)
【説明会・面接篇】
ガクチカを コピぺでうつす 誤字共に(ゴロすけ)
逆質問 私にとっては 逆面接(うーさん)
AIと 面接するが 噛み合わず(ぷにょ)
【結果待ち篇~緊張感が伝わる句ばかり~】
お祈りの メール来るなと 神祈る(塾講師4年目)
掲示板 ダメと知りつつ 見てしまう(おいも)
鳴るコール 気付いて抜ける アルコール(K10)
【内定後篇】
貯めなくちゃ 定年までに 2000万(しまうま)
丸の内 ついでに観光 今の内(魂の滑り込み)
※ガクチカとは「学生時代に頑張ったこと」を意味する就職活動用語。
(写真はイメージ)