自動運転バスが幕張メッセ周辺を走行 SBドライブが公道実証実験
ソフトバンク子会社のSBドライブは20日、毎年10月に開催されるIT技術とエレクトロニクスの日本最大規模の展示会「CEATEC 2019(シーテック)」に合わせて、千葉県美浜区の公道で自律走行バスの実証実験を行うと発表した。
この実験はCEATECの20周年特別企画として行うもの。実走期間はCEATECの会期と同じ10月15~18日で、幕張メッセ周辺の約1500mのコースを15分かけて低速で周回する。乗車には当日スマートモビリティイノベーションブースで整理券を配布する。
この実証実験ではフランスNavya社製のハンドルがない自律走行バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」を用いる。該当車両は7月に公道での実証実験のために車両のナンバーを取得しており、今回の実験でも一般車両の進入を制限しない公道を走行する。また、この実験では車両が合計7基の信号情報を取得して通過時の表示を予測し、急制動を行わずに自動で走行または停止する。運行管理は自動運転バス運行プラットフォーム「Dispacher(ディスパッチャー)」を使用して遠隔地から行う。運転手は緊急時に手動運転に切り替えるときのみ対応し、手動操作はコントローラで行う。
写真提供:SBドライブ
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