IoTに関する調査 理解しているのはわずか11.1%

人材サービスのVSN(東京都港区)は1日、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)に関する意識調査の結果を発表した。IoTを理解できているのはわずか11.1%となり、イメージするのは「スマートホーム」「スマート家電」という回答が多かった。

IoTとは、従来は主にパソコンやサーバーなどのIT関連機器が接続されているインターネットに、ドアの鍵、エアコン、照明をはじめさまざまな「モノ」を接続する技術をいう。
このIoTを「きちんと理解している」と回答したのは4.0%、「ある程度理解できている」は7.1%で、「全く理解できていない」が67.3%となった。

IoTから思い浮かぶイメージは「スマートホーム」が32%でトップ、次いで「スマート家電」(約27%)、「スマートロック」(約26%)となった。既に活用しているIoTは「スマートロック」(7.5%)、「スマートホーム」(7.3%)が多く、また特に女性に「健康管理」が多かった。

今後IoTに期待することは、セキュリティ、操作性、利便性などの意見があった。

調査対象は、10~50代のインターネットユーザー合計1177人。インターネットにより調査した。

(写真はイメージ)