親子で学ぶ森林環境教育 小学生向け木育コンテンツを公開
全国木材協同組合連合会は18日、外構部の木質化対策支援事業の一環として、小学生向けの森林環境教育、木育コンテンツを開発し、ウェブサイトに公開した。木材利用のメリットなどについて動画やイラストで紹介するなど、親子で森林の役割やSDGsについて学ぶことができるという。
日本は、森林率が68.5%であり、先進国に限ってみれば第3位の森林国である。しかし、林業の衰退により、豊かな森林資源が放置され、活用できていない現状がある。同連合会はこれらの問題に対し、外構部の木質化対策支援事業において、人と環境にやさしい資材である木材を塀や柵などに活用している。これによって植林した木材を「伐って、使って、植えて、育てる」サイクルを実現し、持続可能な社会の維持に貢献し、美しく住みやすい暮らしを支えることを目的としている。
今回開発したコンテンツでは、森林の働きやそこで起きている問題、木材利用のメリットなどを動画やイラストで紹介したり、写真やアイデアを送ってオリジナルカードをつくったりすることができる。コンテンツは無料で利用できる。
画像提供:全国木材協同組合連合会(冒頭の写真はイメージ)