2016年卒大学生 9月1日時点で内定率76.1%
企業の採用活動を支援するウェブサイト「JOBRASS(ジョブラス)新卒」を運営するアイデム(東京都新宿区)は7日、2016年3月卒業予定の学生657人を対象に行った、9月1日時点での就職活動状況の調査結果を発表した。内定を獲得した学生は76.1%で、59.1%の学生は就活を終了した。入社予定企業の決定理由は「会社の雰囲気」が最多で38.1%だった。
1人当たりの内定獲得社数の平均は2.3社で、昨年10月1日の平均2.0社を上回る結果となった。内定を獲得した76.1%の学生のうち、7月31日までに1社以上の内定を獲得していたのは78.2%、8月中に1社以上の内定を獲得したのは50.6%だった。
入社予定企業の決定理由として、「会社の雰囲気」が最も多く38.1%で、「業界」(34.1%)、「職種」(30.2%)、「採用担当者や社員の人柄」(27.6%)が続いた。
活動を終了していない学生のうち、活動終了見込みが「9月末頃まで」は35.7%、「10月末頃まで」が28.6%となった。
志望業界は「メーカー」、志望職種は「営業系」と「事務・管理系」が多く、第一志望群の企業から内定を獲得した学生は74.2%だった。
なお、マイナビ(東京都千代田区)の調査によると、9月末時点での内々定獲得率は79.9%、活動継続は32.8%となっている。
参考記事
2016年卒大学生 内々定率8割、活動継続は3割強 マイナビ調査
(写真はイメージ)