外国人に「おもてなしの心」を伝える、インバウンド観光客接客研修を充実化
人材教育・飲食事業、店舗運営コンサルのクリエイティブアルファ(東京都港区)は6日、自社が提供するアパレルや飲食店スタッフ向けの体感型インバウンド観光客接客研修の内容を拡充させた。これは外国人観光客の来店が増えている近年の状況に対応し、語学や外国人に対する苦手意識をなくし、言葉以外のコミュニケーションや、簡単な表現でも十分に「おもてなしの心」が伝わることを体感することを目的としている。
同研修は『言葉の壁を越えて「おもてなしの心」を伝えるスゴイ仕組み』と呼ばれるもので、言葉や文化を越えたコミュニケーションへの参加者の気付き・共感を引き出す『バケーションの記憶の共有』、接客に使える『4カ国語5大用語トレーニング』、『楽しくなる!やる気になる!!売り場で役立つ英会話』、『ゆびさしカード活用術!』の4つのプログラムで構成されている。
今回はこの研修に3つのプログラムが追加された。その1つである『30DAYSチャレンジ!』は、同研修の内容から1つのテーマを選んで30日間実践し、結果を報告して全員で意識や事例を共有するプログラム。研修効果を定着させることを目的としている。2つ目の追加プログラムの『共感シート』は、自分が外国に行って買い物をしたシーンを具体的に連想し、フリーイメージで書き出して共有できるもので、スタッフの自発的な発想を促すことを目的としている。3つ目の『Needs & Wants Card』は、ゆびさしによる項目の選択で顧客の欲しいものを聞き出すマッチングカードであり、言葉の壁を越えてコミュニケーションをとれるようにするために導入したものである。
この研修を通じて、店舗で自分たちにできることは何かを考え実践する「現場力」を高められると考えている。
(写真はイメージ)