LINEヘルスケア、コロナで2月の健康相談件数が前月比40倍に
LINEヘルスケア(東京都新宿区)は5日、同社が展開するオンライン健康相談サービス「LINEヘルスケア(β版)」における2月の利用動向を公開し、当月のオンライン健康相談件数は前月比40倍に増加したと発表した。新型コロナウイルスに関する質問が相談件数の半数以上を占めたという。
今回のアンケート調査は、LINEヘルスケア(β版)の相談利用者1117名を対象に、LINEリサーチオープン型を利用して調査を実施。調査期間は2019年11月20日~2020年2月26日。2019年12月のサービス開始以降、LINEを活用したオンライン健康相談件数は増加しており、2020年2月の相談件数は同年1月に比べ40倍に増加。中でも、新型コロナウイルスに関する内容を含む相談が半数以上となった。
LINEヘルスケア(β版)は医師とLINEでつながるオンライン健康相談サービス。チャット形式で医師に相談できる「いますぐ相談する」と、テキストメッセージで詳しく医師に相談できる「あとから回答をもらう」の2種類の相談を展開している。「この症状、何かの病気かな?」といった不安や、「日常生活で健康上の悩みがある」などの悩みに対して身近な相談窓口として活用できる。最近では、LINEが厚生労働省の要請を受けて開設したLINE公式アカウント「新型コロナウイルス感染症情報 厚生労働省」において、医師に無料で健康相談ができる「スマホでお医者さん相談」を提供している。
LINEヘルスケア(β版)の対応診療科は、内科・小児科・産婦人科・整形外科・皮膚科・耳鼻咽喉科で、今後随時拡大していく。対応時間は24時間365日だが、「いますぐ相談する」は時間や医師の状況により、すぐに医師とマッチングできない場合があるという。相談は、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の遠隔健康医療相談(医師)の範囲で実施しており、β版の利用料金は、「いますぐ相談する(2000円(税込)/30分)」、「あとから回答をもらう(1000円(税込)/48時間、1000文字まで)」。
画像提供:LINEヘルスケア