在庫処分に困った生産者と購入支援者をつなぐマップサービス、sosmapjapanリリース
先端技術を活用した開発の導入支援を行うGONENGO LLC(大阪市)は6日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、商品の在庫処分などに困る生産者、店舗、企業と購入支援者をつなぐ無料マップサービス「#sosmapjapan」を立ち上げたと発表した。
「#sosmapjapan」は、事業者と、在庫を購入することで支援したいと考える生活者をつなぐWEB上の仕組み。サイト上で事業者が在庫情報や購入先のURLを登録すると、サイト内の日本地図上で事業者所在地にピンが表示される。支援をしたい生活者はピンをクリックすることで、各事業者の困っている状況や購入できる商品をチェックでき、ショップの購入方法に従って商品を購入、支援することができる。
開発者の同社CEO XinSuzuki氏は開発の背景に、「(新型コロナウイルス禍で)日本中でたくさんの事業者がSOSをうまく発信できないでいたり、せっかくSNSなどにSOSを発しても時間とともにどんどん情報が流れてしまい、支援したい人の目に留まらないという現状があった」とコメント。
この仕組みを通じて、支援したい生活者は拡散した情報を自分で探しに行く手間が減り、事業者は一度登録するだけで、その後も目にしてもらう機会を得られることが期待できるという。
画像提供:GONENGO(冒頭の写真はイメージ)