企業版タレント名鑑「talentbook」リニューアル 企業と個人の信頼関係を構築
PR Table(東京都渋谷区)は8日、社員コンテンツの作成・活用を支援するプロダクト「PR Table」を「talentbook(タレントブック)」としてリニューアルし、既存株主のSTRIVE、三井住友海上キャピタル、UB Ventures、みずほキャピタルから、第三者割当増資を実施したことを発表した。
PR Tableは、企業・団体が自社に埋もれているストーリーを掘り起こし、ステークホルダーへ伝えるためのプラットフォームとして、2015年10月にリリース。現在、大企業を中心にベンチャーや中小・地方企業を含む約1000社に利用されている。今回、リリースから約4年半のタイミングで、企業内で活躍する社員が自身のストーリーやノウハウを公開する企業版タレント名鑑として「talentbook」にリニューアルした。
労働人口の減少や個人の価値観の多様化に加えて、昨今の社会情勢の変化により、ビジネスコミュニケーションのデジタルシフトが加速する中、企業にとって「個人との信頼関係の構築」はより一層重要になってくると予想される。talentbookは、社員一人ひとりを主役にし、これまで社内報が担っていた組織の活性化や、オウンドメディアが担っていた自社の魅力訴求の両方を担う新しいコンテンツプラットフォームとして、大手企業や急成長企業を中心とした国内企業への導入を推進していくという。
同社は今回の資金調達で、talentbookのマーケティング強化、ユーザーの利便性をさらに向上する機能の開発に注力していくとしている。
画像提供:PR Table