タクシー往復送迎付き宿泊プラン、愛知県にサービス拡大 共立リゾート
共立メンテナンスのリゾートホテル事業「共立リゾート」は24日、すでに東京・大阪で展開していたタクシー往復送迎付き宿泊プラン「自宅からリゾートへ直‘幸’(ちょっこう)往復便」を、愛知県にも拡大すると発表した。愛知県での展開では、つばめグループ・あんしんネットなごや(愛知県名古屋市)とタイアップする。
同プランは、利用者の自宅前から共立リゾートの宿までタクシーで往復送迎するというサービス。ドアtoドアの移動と他者との密接を最小限にすることで、新型コロナウイルス禍における旅行ニーズに応えるという。公共交通機関の移動や人混みによる感染リスクを回避するだけでなく、長距離移動の負担軽減や乗り換えの手間も省け、快適な新しい旅のかたちを提供する。
つばめタクシーでは、車内換気・車内消毒の徹底、ドライバーの検温・健康管理の徹底といった安全対策を取っている。使用車両は2名以上からは内外装の高級感や車内空間の広さで人気のアルファードを採用し(配車状況により変更する場合もあり)、送迎時におしぼり・ドリンクの無料サービスもある。また宿泊先の共立リゾートでは、従業員の体調管理、宿内の消毒、マスク・フェイスガード等の着用、チェックイン・チェックアウトの簡素化、利用時間分散、個別ブース形式の食事処、露天風呂付客室と無料の貸切風呂を完備する(施設により仕様が異なる)などの安全対策を実施しているという。
東京エリアの「直幸往復便」の利用者からは、「車も持っているが、移動も楽でリッチな気分になれた。安心して旅行に行けた」(20代女性)や「公共交通機関を使わない分、安心して旅行ができた」(50代男性)などの声があったという。(8月17日時点の利用者アンケートより抜粋。)