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羽田空港跡地にイノベーション施設「HICity」開業 連休中にイベント開催

羽田空港跡地にイノベーション施設「HICity」開業 連休中にイベント開催

羽田空港跡地に7月3日に先行開業した大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(HICity)が、18日に本格稼働を開始した。18日~22日までは期間限定イベントを開催している。

HICityは、羽田空港の第3ターミナル(現、国際線ターミナル)から1駅の「天空橋駅」に直結する、地上11階、地下1階建て、延床面積約13万㎡超の大規模複合施設。「先端」と「文化」の2つをまちのコア産業として、先端技術による実証実験の取り組みやジャパンカルチャー体験の機会を提供する。鹿島建設やJR東日本、京浜急行電鉄、東京モノレールなど9社が出資する羽田みらい開発が事業主体となって開発しており、2022年にグランドオープン予定。

9月18日~22日までの5日間行われる限定イベントでは、紙ろうそくを集めた点描画による巨大浮世絵の展示や来場者参加型のアーティストによるライブペイントのほか、江戸の和食を提供する店舗の出店や、参加無料のスタンプラリーなどが実施される。イベント期間中、HICity 内各所で清掃、警備、配送・移動、観光・案内をテーマとした 30種類以上のロボットの展示・実演やスマートモビリティ試乗体験を実施している。「HANEDA SMART CITY スタンプラリー」はイベント期間中の各日10~16時に実施。施設内に展示・実演されるモビリティやロボットを対象としたスタンプラリーで、スタンプ数に応じて数量限定の施設限定ノベルティが配布される予定。

また9月18日以降はスマートシティに関する取り組みとして、モビリティやロボティクスなどの実証実験を開始。自律走行バス、自動運転車いすなどの先端モビリティや、遠隔での操作とコミュニケーションが可能なアバターロボットなどを導入し、先端技術の早期実装に向けた各種取り組みを行う。

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ANAホールディング傘下のavatarin(アバターイン)が開発した遠隔コミュニケーションアバター「newme(ニューミー)」

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遠隔操作で動くロボットなどが施設内各所に展示・実演されている

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足湯スカイデッキ(無料)からは羽田空港の離着陸する航空機の様子を見られる

画像提供:羽田みらい開発(冒頭の画像)