大分県 お風呂でシンクロする「シンフロ」動画第二弾公開
大分県は、県内各地の温泉でシンクロナイズドスイミングをするという動画「シンフロ」を5日に公開したが、それに次ぐ第二弾動画「ご当地サウンド編」を16日に公開した。5日公開の第一弾動画に使用されたBGMは、大分県内各地で集めた音をつなぎ合わせ、滝廉太郎作曲の「花」のアレンジとして制作した曲であるとしていたが、それぞれの音のもとが何であるかを動画にしたものが、第二弾の「ご当地サウンド篇」だ。
BGMは別府商業高校吹奏楽部の演奏を軸とし、大分市の和太鼓グループ「鐵心太鼓」の演奏、温泉に入浴する音、石畳の下駄音、豊後牛の鳴き声、街の雑踏、鉄道の音などが使われた。この他にも、別府竹細工を作る音や車エビの仕分けの音、大分県の名物「とり天」を揚げる音などもあり、県内各地の多様な音をつなぎ合わせている。
BGM制作を手掛けたのは、国内外の広告賞を多数受賞している清川進也氏。原曲「花」の作曲者である滝廉太郎は大分県出身の父親を持ち、12歳から14歳までの2年半を大分県竹田市で過ごす。ドイツ留学中に発病した結核を大分市内の自宅で療養し、23歳で逝去したという経緯を持つ。
第一弾の「シンフロ」の演技は、シンクロのオリンピックメダリストが主宰するプロチーム「RAIKA ENTERTAINMENT」によるもの。再生回数は公開から3日間で37万回、10日間で65万回に上った。
両動画は、「おんせん県おおいた」のホームページから視聴可能。
(写真はイメージ)