友人が5人以上いる人が減少傾向 人付き合いに関する調査

インターネット調査会社のマイボイスコム(東京都千代田区)は10月28日、「人付き合い」に関する調査結果を発表した。友人が5人以上いる人は50.0%と減少傾向にあり、友人とのコミュニケーションは「直接会って話す」が8割弱となった。

同調査は今回で3回目。友人が5人以上いる人は第1回(2009年)は57.1%、第2回(2012年)は54.3%だった。今回の調査では「3~4人」(23.8%)、「5~6人」(18.9%)、「11人以上」(18.0%)で回答が多くなった。人付き合いが「得意な方である」または「まあ得意な方である」と答えた人は合計21.8%で、前回の25.8%から減少した。

友人とのコミュニケーションのとり方については、「直接会って話す」(75.2%)、「メール」(59.2%)、「電話で話す」(46.4%)が上位となった。日ごろの人付き合いの傾向、考え方については、「他人とは一定の距離を保ったほうがうまくいく」(48.5%)が多くなった。

現在の人間関係に満足している、もしくは満足していない理由についての自由回答では、満足している(同項目回答者の76.5%)理由としては「付き合っている期間が長く、お互いに隠し事がなく何でも言い合える関係だから」「楽しいことを共有したり、愚痴や悩みを聞いてくれる人がいるのは心強いから」といったものがあり、満足していない(同23.5%)理由には「親友というような深い付き合いができる友人がいない」「お互い忙しいだろうと思って気を使うのでなかなか連絡しづらい」といったものがあった。

同調査はインターネットで行い、1万303件の回答を得た。

(写真はイメージ)