本を通して共に学ぶソーシャルラーニングサービス β版登録開始
UnleashU(東京都大田区)は、本を使ったソーシャルラーニングサービスSyncing(シンキング)のベータ版先行登録を8月29日に開始した。アセスメントで個人スキルや組織状態を可視化した上で適切な本をおすすめすることで、オーダーメイドな育成・コミュニケーションを目指す。また、読書会機能によって自律的に学ぶ社員や学習するチームを生み出し、深く継続的な学びの場を作ることがねらい。近年リスキリングやアップスキリングが注目され、社員に自己学習機会を提供する企業が増えているが、社員の成長や組織の活性化には、良いコンテンツを提供するだけでなく、人が共創的にモチベーションや知恵を共有し合い、共に学ぶ環境が必要だという考えのもと、同サービスが開発された。
同サービスは、スキルアセスメント、読書会、みんなの本棚を使うことで、個にパーソナライズしながらも、他者との相互作用の中で社会的・共創的に学び、一人では得られない気付きや深い学び、組織の共通言語の獲得を可能にすることを目指す。
自ら学ぶ社員の多い企業では、同僚と相互に刺激を与えながら成長する場があること、仕事に関連して学ぶ人がいることを知っていること、職場内外で異なる価値観の人と関わる場があることという条件が満たされているというリクルートワークス研究所の調査をもとに、Syncingは学びの意欲をSync(同期する)方法として、読書会という手段を用いて上記の環境を作り出し社員が自ら学ぶ環境デザインへと繋げようとしている。
現在ベータ版のテスターとなる企業を募集している。
詳細:https://unleashu.co.jp/
画像提供:UnleashU(冒頭の写真はイメージ)