ゼロ→イチの発想力を育てる、STEAMトイが北米のおもちゃ賞で受賞
STEAM教育教材の開発・販売を手掛けるSTEAMS LAB JAPAN(東京都目黒区)は8日、自社が輸入販売する子ども向け玩具「Tinkering Labs Electric Motors Catalyst」が、北米のナショナル・ペアレンティング・プロダクト・アワーズ(NAPPA)を受賞したことを発表した。STEAMトイとは、学べるおもちゃや教材のこと。
今回NAPPAを受賞したTinkering Labs Electric Motors Catalystは、教育分野の先駆者で、2011年に発行された『子どもが体験するべき50の危険なこと』の著者、Gever Tulley氏によって考案された「若い発明家のための究極のキット」だ。
8歳以上を対象としており、50個以上の部品と10種類のミッションカード(課題)に沿って、キットを組立てる。一筋縄ではいかない困難な課題に挑戦する過程で、苦労や失敗を乗り越えながら解決策を考え、クリエイティビティや解決に導く力を養うのがねらいだという。
NAPPAは北米では長い歴史があり、本・おもちゃ・アプリ・教育玩具などの中から、親が子どもに与えるべき良質な商品に与えられる賞。北米では長い歴史がある賞のひとつでもあり、実際に親や子どもが試用した上での評価によって審査されるため、北米内の親や教育関係者にとって信頼度の高い賞とされている。
画像提供:STEAMS LAB JAPAN