訪日中国人 爆買い検索1位は「家電」

中国ネット通販大手バイドゥの日本法人(東京都港区)は10日、中国の国慶節期間(10月1~7日)に日本を訪問していた中国人が、日本滞在中に検索したワードのランキングを発表した。検索ワードは家電が大半を占め、不動産関連も上位に入った。

検索に使用した端末の種類では、最終日の7日以外はモバイルがPCよりも合計アクセス数が多く、検索ワードと合わせて見ると、PCで「家電」と検索している人が最も多くなった。検索された家電製品を見ると、モバイルでは、炊飯器や電気ひげそりなど相対的に価格帯の安い商品の検索が多く、一方PCではテレビ、パソコンなど高価なものが上位になった。同社は、「多くの訪日中国人観光客が、直前まで家電製品を、PCでじっくりと下調べをしていることがうかがえる」としている。

この他、PCではマンション、不動産価格、住宅など、高価格なものの検索が多く上位に入った。モバイルでは、日本語に関する検索や、「アウトレット」や「ドラッグストア」など買い物関連の検索、為替レートの検索が多かった。

(写真はイメージ)