防災について楽しく学ぶ、「ぼうさいこくたい2024」熊本で開催

10月19日〜から20日の2日間、今年で9回目となる「ぼうさいこくたい2024」(防災推進国民大会)が熊本城ホールなどで開催された。

「ぼうさいこくたい」は内閣府などが主催し、防災活動を実践する多様な団体・機関が一堂に会し、取り組みや知見を発信・共有する日本最大級の防災イベント。

今年の会場は、熊本地震から8年目、令和2年7月豪雨から2年目を迎える熊本県で、テーマは「復興への希望を、熊本から全国へ ~伝えるばい熊本!がんばるばい日本!~」。主会場となった熊本城ホールは、熊本地震の教訓を生かして、1万1000人の避難者を3日間受け入れるための水や食料の備蓄倉庫やトイレを整備しているという。

熊本城ホールの展示
熊本城ホール前の花畑広場 奥に修繕中の熊本城が見える
日本薬剤師会は災害時に医薬品を搭載し、被災地で簡易的な薬局の役割を果たす「モバイルファーマシー」を展示。車体には白衣姿のくまモンが描かれている。

2日間にわたる大会は来場者数が1万7000人を超え、過去最高を記録した。次回は、2025年9月6日と7日に新潟県で開催される予定だ。