2015年の旅行先は「ディープなアジア」の人気が上昇 エクスペディア発表
総合オンライン旅行会社エクスペディアの日本語サイト、エクスベディア・ジャパンは12日、同サイトでの予約状況をもとにした2015年の人気海外旅行先ランキングなどを発表した。アジアの諸都市が上位にランクインし、特にアジア各国の有名な都市だけではなく第2、第3の「ディープな」都市の人気が上昇した。
上位3位は前年と同じくソウル(韓国)、バンコク(タイ)、台北(台湾)となり、それらを含めアジアから7都市がトップ10にランクインした。
ヤンゴン(ミャンマー)、高雄(台湾)、ダナン(ベトナム)と、各国の第2、第3の都市の人気が上昇し、「ディープなアジア」が注目を集めた。
4位のアナハイム(アメリカ)は、ディズニーランドがある都市で、2015年に開業60周年を迎えたことで人気が上昇した。5位のケアンズ(オーストラリア)は、現地の観光局が日本人訪問者の増加に注力していることが要因となっているという。
同サイトはまた、海外8カ国・地域それぞれの人々に人気の旅行先も集計した。アジア各国の人々の旅行先は上位3位以内に東京と大阪がランクインし、沖縄も上位に入った。また米国人の5位に東京がランクインした。
なお、2015年の年間人気旅行先は各旅行会社でランキングが発表されているが、傾向は各社によりバラついた。
旅工房(東京都豊島区)の海外ツアーランキングでは、1位フィンランド、2位ソウル、3位ダナン&ホイアン(ベトナム)のツアーが人気となった。
エイチ・アイ・エスのSNS投稿ランキングで人気となったのは、タイ・チェンマイの数万の熱気球を打ち上げる祭りや、ボリビアのウユニ塩湖。
また、米国の「トリップアドバイザー」の日本法人(東京都渋谷区)の口コミをもとにした海外観光スポットランキングでは、アンコールワット(カンボジア)、サグラダ・ファミリア(スペイン)、マチュピチュ(ペルー)の順に人気が高かった。
画像提供:エクスペディア
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(写真はイメージ)