11月景気動向指数、速報値からやや戻すも2カ月ぶりマイナス
内閣府が25日に発表した11月度の景気動向指数(CI)の改定値が、前月比1.4ポイント減の111.9と2カ月ぶりの減少となった。8日に発表された速報値からは0.3ポイント増となった。同指数は2010年を100としたもので、一致指数は景気と連動して動き景気変動の大きさなどを示す。
また数カ月先の景気動向を示す先行指数は、前月比0.7ポイント減の103.5とこちらも2カ月ぶりの減少となった。内閣府は景気の基調判断を「足踏みを示している」としている。
生産、出荷、販売など全体的に減少傾向となった。原油価格の低下や不安定な世界経済状況などの影響とみられる。
(写真はイメージ)