花便り~コデマリ
白く半月状で、モコモコした姿がかわいらしい。花房が重いからか、枝が弓状に垂れ下がっている。
一つ一つの花は1cmにも満たないが、この白い5弁の花が集まって、小さな手毬のように見えることから「コデマリ(小手毬)」という名がついた。原産は中国。江戸時代初期には観賞用として日本に渡来していたという。別名「スズカケ(鈴懸)」。枝に丸い鈴をかけた様子からそう呼ばれる。「スズカケノキ(プラタナス)」はまったくの別物だ。
小手毬は俳句では春の季語。春も、もうすぐそこまで来ているようだ。
花言葉:気立ての良い、伸びゆく姿、努力、優雅、品位、友情
コデマリ(小手毬):薔薇(バラ)科シモツケ属の落葉低木