ベネッセ、塾と提携しフランチャイズ全国展開を開始
教育大手ベネッセホールディングスは1日、地方の学習塾4社とベネッセのグループ塾3社の合計7社とフランチャイズ契約を結び、「クラスベネッセ」として全国展開を開始すると発表した。
クラスベネッセのフランチャイズに加盟すると、ベネッセの学習コンテンツの一部を教材として利用できるほか、講師が学習者の学習状況を把握しアドバイスができるツールの利用などができる。同社は2020年までに日本全国で1000教室、受講者10万人に拡大すると伝えている。
今回提携したのは、地方学習塾は熊本市の熊本ゼミナール、長野市の信学会、さいたま市のエジュテックジャパン、松山市の寺子屋グループの4社で、グループ塾はアップ、お茶の水ゼミナール、東京個別指導学院の3社。同時に、運営システムなどを共有化するエコシステム構築や、学習データを一つに集めるプラットフォーム構築を実現する「教育事業コンソーシアム」を設立する。
講師はiPadのアドバイスツールを使って学習者の状況を把握できる
エコシステムやプラットフォーム構築を目指す「教育事業コンソーシアム」
[画像提供:ベネッセ]
(冒頭写真はイメージ)