ネット接続率、スマホ躍進でノートPCと並ぶ ジャストシステム調査

ジャストシステムが9日に発表した『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査~2015年度総集編』によると、2015年はスマートフォンの普及が進んでインターネット接続での利用率が6割に上り、ノートパソコン利用率と並んだことが分かった。また、画像共有型SNSアプリ「インスタグラム(Instagram)」利用率が1.5倍に急増したという。

同調査によると、2015年のモバイル機器やソーシャルメディア市場にあった大きな変化は、スマートフォンの普及がより一層進んだこと、ウィンドウズ(Windows)10のユーザーが半年余りで2割に達したこと、ブラウザのシェアで「グーグル・クローム(GoogleChrome)」が「インターネット・エクスプローラー(InternetExplorer)」を抜いて首位に立ったこと、SNSアプリ「インスタグラム」が1.5倍と大きくシェアを伸ばしたことなど。一方、タブレット型PCの購入意欲がかつてほど高くなく、電子書籍には7割近くの人が「関心がない」と答えた。

2014年に見られた、10代を中心にパソコンを使わずスマホのみを使用する傾向が引き続き進み、10代のスマートフォン利用時間は、2015年1月の115分から12月には138.3分まで大幅に増加した。一方、パソコン利用時間は102.4分(1月)から79.6分(12月)まで激減した。

同調査は、全国の15~69歳の男女550人ずつ、計1100人を対象に毎月1回実施されてきているもの。スマートフォンやソーシャルメディアの利用率の実態などの項目で調査された。

 
(写真はイメージ)

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