地銀6行がフィンテック技術調査研究で共同出資会社設立
千葉銀行、第四銀行、中国銀行をはじめとする地方銀行6行は16日、情報技術(IT)を駆使した金融サービス「フィンテック」関連技術の調査研究を行う共同出資会社を7月頃に設立すると発表した。共同出資会社では事業の立ち上げやフィンテックベンチャーを対象とするビジネスコンテストの実施なども行う予定。
昨年10月に千葉銀行、第四銀行、中国銀行の3行が提携した「TSUBASA金融システム高度化アライアンス」に、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行の3行が参画した形だ。今回の提携に際し、日本IBMが技術的知見を提供しており、フィンテックの情報を一元的に収集するとともに、今後、人工知能やモバイル技術の活用などのテーマを具現化していく方針。
(写真はイメージ)