【Card News】「安全な水」が家計をひっ迫 アフリカ・アジア貧困層における水事情 2016.04.08 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 途上国の水・衛生の問題に取り組む国際NGOのWaterAid(ウォーターエイド)は、アジア、アフリカの活動国において、最貧困層の人々が直面している「水に関する問題」について調査し、3月22日の「世界水の日」に報告書を発表した。 世界では、6億5000万人以上の人々が安全な飲料水を得ることができず、健康面等による経済的損失が生じている。 日本を含む先進国では、収入のうち水に使う金額の割合は0.1%程度にとどまっている。 アフリカのインド洋に位置するマダガスカルでは、人々は給水車から水を買うしか選択肢がなく、その金額は収入の約45%に上るという。 パプアニューギニアに住む貧困層の人々は、水を得るために収入の半分近くも支払わなければいけない。 アフリカ東部のモザンビークでは政府が供給する水道の使用料金の100倍もする水を、「やみ市場」で水の売人から購入するしかない。 本記事 「安全な水」が家計をひっ迫 アフリカ・アジア貧困層における水事情 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 特集 photo 干ばつ被害のパラオ共和国に日本が緊急支援 寒雪被害のモンゴル遊牧民に心理・教育・物資で支援 セーブ・ザ...