15日より公衆無線LANが誰でも利用可能 熊本県
14日に発生した熊本県の大地震に伴い、大手通信3社のKDDI(au) 、NTTドコモ、ソフトバンクでは15日より、熊本県内の「Wi-Fiスポット」の無料開放を開始している。無線LANに対応しているスマートフォンやPCを利用している場合、ネットワーク名(災害用統一SSID)で「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」を選択すれば、契約中の携帯電話会社に関わらず、誰でも無料で公衆無線LANに接続が可能となる。
この「00000JAPAN」のサービスは、無線LANビジネス推進連絡会による大規模災害時における通信接続手段確保の取り組みによるもの。同連絡会は公衆無線LANの無料開放のため、共通仕様の策定やガイドライン整備など行い、2014年5月27日にガイドラインを公表した。災害発生後72時間を境に生存率が大幅に低下するという調査から、ガイドラインには72時間以内を目安に無料開放を実現することが望ましいと記載されている。
(写真はイメージ)