阪大VC 阪大発医療系ベンチャーへ1億円出資
大阪大学ベンチャーキャピタル(OUVC、大阪府吹田市)は14日、阪大発の医療ベンチャー企業ファンペップに1億円の出資を行ったと発表した。
ファンペップは阪大大学院医学系研究科で発明した機能性ペプチドに関する研究をもとに、難治性皮膚病や糖尿病の治療薬への実用化を目指し2013年10月に設立されたベンチャー企業。難治性皮膚病治療に効果的な「抗菌ペプチド」は同社が一連の知的財産権を保有し、塩野義製薬と提携して開発を進めるなど実用化が期待されている。
今回の出資では、事業拡大に必要な成長資金確保のほか、OUVCが持つ情報ネットワークを活用し実用化への調査を進める。
OUVCは、大阪大学が大学の研究成果の事業化を促進するために設立したベンチャーキャピタル会社。
(写真はイメージ)