常陽銀行がフィンテックサービスの共同開発へ
茨城県を拠点とする常陽銀行は20日、金融とテクノロジーの融合分野「フィンテック」におけるサービス開発を、金融情報サービスのTKC(栃木県宇都宮市)と共同で行うことを発表した。
TKC全国会会員の税理士や公認会計士の巡回監査によって整備された企業財務データを、同行が利用できるようにする。これにより同行は、融資申し込み手続きを簡素化するシームレスな融資申込サービスや、タイムリーな資金調達を実現する新たな審査モデルの構築、融資先企業の経営課題を解決するコンサルティングサービスなど、中小企業向けの金融利便性を高めるためのサービス開発を進める。
TKCは全国1万人以上の会計士・税理士ネットワークを持ち、このネットワークをもとに会計事務所とその顧客企業へ会計システムや情報サービスを提供、上場企業に対しては連結会計や連結納税のシステム提供を行っている。
(写真はイメージ)