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首都圏の女性、4人に1人は「子ども欲しくない」 経済的余裕なく

オウチーノ総研が5月31日に公開した、首都圏に住む女性の出産に関する意識調査の結果によると、4人に1人が子どもは「欲しくない」と考えていることが分かった。

同調査は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に住む20~39歳の女性を対象に5月20~24日にかけて実施され、インターネットによるアンケート方式で812人が回答。

「パートナーの有無は別として、あなたは『子どもが欲しい』と思いますか?」という質問に対し、「欲しい」と答えた人は74.7%、「欲しくない」という人は25.3%だった。

「欲しい」と回答した人のうち、「1人欲しい」と回答した人は14.3%、「2人」が47.2%、「3人」が11.8%、「4人以上」が1.4%という結果となった。

「欲しくない」と答えた人の回答理由として、最も多かったのが「経済的に厳しいから」という理由。具体的には「今のところ経済的な目処が立たないから(22歳)」や「将来年金に頼れない時代に、金銭的負担になることは避けたいから(33歳)」というものが挙げられた。「1人欲しい」と回答した人の中にも「経済的に1人が限界」という声が多くあがった。

加えて、妊娠や出産の懸念材料は、第1位が「金銭的問題」、次いで第2位が「年齢」、第3位が「自身の体調」という回答結果となった。

一方、「全ての懸念材料がなくなったとしたら、純粋に『子どもが欲しい』と思いますか?」と質問したところ、「欲しい」という人が81.4%、「欲しくない」という人は18.6%だった。

 
(写真はイメージ)

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