学術文化財から研究の最前線に触れる「東大教室」開催

丸の内のJPタワー内で、日本郵便と東京大学総合研究博物館が共同で運営する博物館インターメディアテク(IMT)が、公開講義「東大教室2016夏」を7月27日から8月24日まで開催する。IMTは普段は東大の学術標本や研究資料など「学術文化財」を常設展示しているが、「東大教室」ではこれらの資料を東大の現代の研究者が読み解いて、子どもから大人まで広く研究の最前線に直接触れる機会をつくる。対象は小学生4年生以上。

土器などのモノから人類の歴史を紐解く「考古学の教室」、哺乳ほにゅう類や恐竜の足の形から生態などを解説する「足の教室」、蓄音機など音の再生技術の変遷とレコード文化を紹介する「レコードの教室」など5つの講義を開く。鳥の標本から鳥の形や生活を学ぶ「鳥類の教室」のみ事前申込制で7月12日より受付開始。その他の教室は当日先着順で定員60人まで。

【施設情報】
インターメディアテク
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー/KITTE 2・3階
TEL:03-5777-8600
http://www.intermediatheque.jp/
開館時間:11:00~18:00(金・土は20:00まで)

(写真はイメージ)

 
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