子育てママに調査「家事に給与があるとしたら」最高は月100万円
サイバーエージェントの子会社Woman&Crowdが専業主婦や共働き女性らに対して行った意識調査によると、家事・育児に給与があるとしたら月額平均約18万円と回答していることが分かった。
「家事や育児に給与がもらえるとした場合、月額いくらを設定するか」という質問に対し自由回答を募ったところ、専業主婦は平均17万4044円、共働き女性は平均19万1572円、全体平均では18万2808円という結果となった。回答のうち最低金額は0円であり、最高金額は、専業主婦で60万円、共働き女性では100万円だった。
同調査は6月6~9日の4日間、インターネット調査で実施。未就学児の子どもを持つ20~30代の女性500人(専業主婦250人、共働き女性25人名)を対象に行った。
専業主婦と共働き女性を比べると、専業主婦の平均が2万円近く共働き女性の平均を下回った。金額設定の理由について専業主婦からは「仕事上の人間関係のストレスが無い」、「家事や育児の合間で自分の時間を作ることができる」という要因が挙げられていた。
また、最低値である0円を設定した回答者からは「子どもを育てているのと同時に自分も”親”として育ててもらっているので給与換算できない」、「自分や家族のためだからできることなので、給与換算したいと思わない」という意見が挙げられた。
最高賃金である100万円を設定した回答者は、その理由を「365日24時間あらゆる事(問題)に対応、家族全員の健康管理、そして命にかかわる判断も含まれるから」と述べた。
(写真はイメージ)