禁煙で目の健康を メニコンが禁煙運動推進を事業化
コンタクトレンズ総合メーカーのメニコンは、禁煙運動推進を事業化することを27日に開催した定時株主総会で決定した。これまで従業員や地域向けなどに実施してきた禁煙促進活動の知見をもとに、顧客向けに研修会、講演会などの教育事業や、コンサルティング業務などを行う。
喫煙が身体に与える影響は各種報告されており、目への影響も例外ではないとして、同社は以前からセミナーによる禁煙運動を実施してきた。喫煙者は非喫煙者に比べて、白内障や加齢黄斑変性症になりやすく、喫煙が視力低下や失明のリスクを高めることが判明している。しかし、禁煙をすることでこのような目の病気になるリスクが、非喫煙者と同程度に下がることが確認されている。
今後、同社は業務として禁煙セミナーの開催や喫煙に関する各種事例紹介、地域の禁煙活動への積極的な参加等、禁煙促進活動に幅広く取り組むとしている。
(写真はイメージ)