京大と日立、超スマート社会の実現へ向けた共同研究機関設立
京都大学と日立製作所は、「超スマート社会」の実現に向けて共同研究機関「日立未来課題探索共同研究部門(日立京大ラボ)」を吉田キャンパス(京都市左京区)に開設した。超スマート社会は、サイバー空間と現実社会を高度に融合させることでモノ・サービスの需要と供給を最適化し、年齢や性別、地域、言語などの違いを乗り越えた社会のこと。
同ラボでは、実現に向けて社会課題の洞察と改題解決および経済発展に向けたイノベーションを創出するため、国内外の研究機関との学際的な共同研究のハブとして機能させ、各自が持つ技術やサービスなどを組み合わせて革新的な成果の創出するオープンイノベーションを推進する。具体的には「2050年の大学と企業のあり方」、ヒトや生物の進化から学ぶ「人工知能」、超高圧電子顕微鏡など「最先端計測技術」の3点について探求するとしている。
画像提供:京都大学