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ソフトバンクがフィンテックへ本格参入 ベンチャーへ10億出資

ソフトバンクは25日、金融とテクノロジーを合わせた「フィンテック」領域のベンチャー企業ワン・タップ・バイ(One Tap BUY)へ出資し、フィンテック領域へ本格的に参入すると発表した。

One Tap BUYはスマートフォン向けのオンライン証券会社で、2015年12月に第一種金融取引業者登録を行い、2016年6月からは個人が株式取引を簡単に行えるスマホアプリ「One Tap BUY」を提供している。

ソフトバンクはスマホに特化した株式取引サービスの将来性と、同社のスマートフォン向けサービス拡充の狙いに合致したとして、One Tap BUYへ2016年3月に10億円を出資した。

スマホアプリ「One Tap BUY」はサービス開始時からダウンロード数が3万5000件を超え、20~60代という幅広い層のユーザーを獲得している。利用者の半数以上が投資未経験で、One Tap BUYを通じて新たな個人投資家が生まれる可能性を持っている。現時点ではアップルやコカ・コーラ、フェイスブックなど有名海外ブランド30銘柄の米国株を1万円単位で購入できる。2016年度内に日本株なども取り扱いを開始する。

(写真はイメージ)

 
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