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約7割が社会人生活に期待、一方で厳しさも 2016年新入社員意識調査

マイナビ(東京都千代田区)は、2016年4月に入社した新入社員を対象に、「2016年マイナビ新入社員意識調査〜3か月後の現状〜」を実施、結果を2日に公表した。約7割が社会人生活に期待していることが分かった。一方で、社会の厳しさを感じるという回答も多かった。

「社会人生活に期待を持っているか」という質問に対しては、69.0%が「期待している」と回答した。4月の調査と比較すると0.2ポイント減少したが、入社3カ月が経過しても7割近くは社会人生活への期待を維持していることがわかった。期待している点としては、1位が「自分が成長できる(65.1%)」、2位「収入が得られる(56.0%)」だった。同社の2012年の調査の結果と比較すると、新入社員が期待する点が、「成長」や「人間関係の構築」から「収入」へ転換していることもわかった。

「社会人になってどう感じましたか」という質問に対しては、「想像していたよりも、厳しかった」が24.4%、「想像していた通り、厳しかった」が42.5%となり、厳しさを感じる新入社員が66.9%だったことがわかった。「想像していたよりも、厳しかった」内容としては、「上司・先輩に叱られた時」、「社外の人(顧客や仕事の関係者)に叱られた時」、「能力・スキル不足を実感した時」などがあがった。

同調査は、同社がサービスを提供する「新入社員研修フォローアップ講座」に参加する新入社員1567人に、入社3カ月月後の意識についてアンケートなどを実施したもの。

(写真はイメージ)

 
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