ユニクロの新ブランド 元エルメスのディレクターを迎えて
ユニクロは、ユニクロパリR&Dセンターが9月30日から新ブランド「Uniqro U」を日本、ヨーロッパ、カナダで発売開始すると発表した。同ブランドは、エルメスのアーティスティックデザイナーを務めた経験のあるクリストフ・ルメール氏が手掛ける。
すでに2015年秋冬からルメール氏自身のブランド「ルメール」とユニクロのコラボレーションラインは行われていたが、今回の新ブランドが、同氏が正式にユニクロのアーティスティックディレクターとして初監修する新ブランドのスタートとなる。
シャツは2990円(税別)から、カットソーは1500円(税別)からと手頃な価格設定で、女性52品、男性35品を予定している。
同氏は1991年、26歳で自身のブランドを立ち上げ、2000年35歳の時にラコステのアーティスティックディレクターに就任。2011年にはエルメスのアーティスティックディレクターとなった。今年6月にユニクロパリ R&Dセンターのディレクターに就任した。就任時には「ユニクロの商品作りへのこだわり、品質の高さ、チームワークに感心し、よい刺激をもらっている。このチームの一員として世界中の日常着という大きなユニクロのLifeWearのデザインに携われることに大きな挑戦と喜びを感じている」とコメントしている。
画像提供:ユニクロ