[書評]常識精神医学を覆す『世に棲む患者』【GWに読みたい本】
筆者は平成2年(1990年)に医師となったので、平成の30年はそのまま、医師としての職業人生に重なる。この間、医学の情報が蓄積・...
専門:臨床精神医学(特に依存症、気分障害)、産業精神保健。資格:医学博士 日本精神神経学会認定専門医
筆者は平成2年(1990年)に医師となったので、平成の30年はそのまま、医師としての職業人生に重なる。この間、医学の情報が蓄積・...
ローカル線「いすみ鉄道」の旅は続く。 前回、大多喜駅で対面した2両編成の「気動車」は、終点の上総中野行き。しばし気動車の思い出に...
ふと思い立って乗りに行ったローカル線いすみ鉄道。「癒し」という側面から見たローカル線の価値を見出す旅となった。前回は、大原駅から...
ある6月の土曜日朝。思い立って、東京駅から「特急わかしお号」に乗り、JR外房線大原駅を降りた。 筆者は、臨床精神科医を生業としな...
前編では、人々が信じてきた「少量の酒は健康に良い」ことを裏付ける「Jカーブ効果」について、その疑問点を紹介した。裏付けてきたJカ...
「酒は百薬の長」という有名な言葉がある。酒好きにとっては、飲む理由として大変便利な言葉で、医師といえども正面切っては反論できない...
前回は、『依存症ビジネス――「廃人」製造社会の真実』(デイミアン・トンプソン著)を取り上げ、いかに世界規模で人々の脳に「アディク...
以前、「年末年始の健康管理法【後編】~過食のメカニズムを学んで健康に」という記事を医師の視点で書き、「糖尿病=糖質依存」と考える...
これまで4回にわたって花粉症のメカニズム、セルフケア、根治療法などを解説してきた。この記事の読者の中には、もしかしたら「寄生虫を...
連載1、2回目の記事で、花粉症発症の仕組みやタイプの違い、セルフケアの方法について紹介し、そして3回目となる前回は対症療法につい...
花粉症発症の仕組みやタイプの違い、セルフケアについて過去2回の記事で触れてきたが、今回はより具体的な処置について紹介したい。 花...
第1回の記事では、花粉症発症の仕組みやタイプの違いなどについて解説した。 医師に相談して行なう治療と並行して、自分で行える対策も...
【花粉症~発症の仕組み・タイプ】 2015年春、スギ・ヒノキの花粉は大量飛散が予測されていたが、実際の飛散量はその予測を上回り、...
医学が進歩し、医学情報が溢れているのに、なぜこれだけ糖尿病が増えたのか? 専門家によって見解は分かれるが、依存症の治療を専門とす...
長期的な健康管理のため、年末年始は「食べること」について振り返る期間にすることを提唱したい。 17日、厚生労働省が発表した201...
クリスマスが終わると、あっという間に新年。忘年会、新年会、同窓会など宴会に出るたびに、注意しなくてはと思いつつ、食べ過ぎたり、飲...