ドイツをはじめ、欧州の冬の風物詩として知られるクリスマスマーケット。ホットワインやクリスマスのお菓子、焼きソーセージの香りが漂い、伝統手工芸品の屋台などが立ち並ぶこのイベントは、クリスマス前の4週間、アドベント(待降節)と呼ばれる期間をメインに開催されます。欧州の冬の最も寒くて暗い季節に、光とぬくもりをもたらす役割を担っているクリスマスマーケットを、各都市をめぐりながら紹介します。
筆者: 見市知 ライター、ドイツ在住。著書に『ドイツで100年続くもの』、『ドイツ クリスマスマーケットめぐり』、『ベルリン 東ドイツをたどる旅』(いずれも産業編集センター刊)がある。 天野なつみ 上智大学外国語学部フランス語学科卒業。 フランス在住。現地からフランス語圏発の国際ニュース、旅行記事などを執筆 |