この冬人気の旅行先は? 2社がランキング発表

この年末年始に日本人が選ぶ旅行先は、ハワイ、台北、バンコクの3カ所が人気のようだ。米国の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の日本法人(東京都渋谷区)と、オンライン旅行会社エクスペディア(東京都渋谷区)がそれぞれ発表した旅行先の人気ランキングによると、いずれの調査でもこの3カ所がトップ3となり、その他には日本に近いアジアや暖かい地域の諸都市が人気となった。

それぞれのランキングは以下の通り。トリップアドバイザーのランキングは、2015年12月~2016年1月の間を指定して検索した数をもとにしており、エクスベディアのランキングは、同12月26日~1月3日の予約件数をもとにしている。

トリップアドバイザー「日本人が冬休みに訪れたい海外観光地トップ 5

1位 ホノルル
2位 台北
3位 バンコク
4位 香港
5位 シンガポール

エクスペディア 「年末・年始 人気旅行ランキング」

1位 台北
2位 バンコク
3位 オアフ島
4位 ソウル
5位 ラスベガス
6位 シンガポール
7位 グアム
8位 香港
9位 プーケット
10位 ロサンゼルス

なお、トリップアドバイザーが日本以外の12カ国について行った調査によると、ホノルルの検索数が多かったのは日本以外にはオーストラリアのみだったため、日本での人気は地理的条件が大きいとみている。

また、エクスペディアの年末・年始予約数を前年比で見ると、ミャンマーのヤンゴンが235%で1位になった。2012年に経済制裁が解除され、ビジネス需要も高まったことで現地の情報が増えるなどしたためで、個人旅行でも興味を持つ人が増えたと同社は分析している。2位はベトナムのダナン(前年比151%)、3位は台湾の高雄(同150%)となり、アジアの「ディープ」な場所がランクインした。4位はベルギーのブリュッセル(同137%)、5位は米国のサンディエゴ(同133%)だった。

(写真はイメージ)